解析技術
Analysis Technology
見えないものを
見る力
シールの世界って見えにくい。
およそシール部材はハウジングの内側で圧縮されて、その
反力で気体や液体を封止する。
だから、外からは見えないことが多い。
そしてそこでの課題は、多くの場合、ユーザーにとって極
めて重要な意味を持つ。
「弾力発想。」と最新の英知を駆使して、見えないものを
予測する。
見えづらかったものが次第に見えてくる。私たちの進む道
が浮かびあがる。
これが技術の力、技術の浪漫だ。
形状解析 Shape Analysis
止水するためにはシール力を高くしたいけれど、高すぎ
ると
それが反力になり、ドアが閉まらなくなってしまう
ことも。
その指標となるのが「圧縮荷重値」。
当社は良好なドアシールを実現させる為に、独自の解析
技術を
駆使して、様々なシール要件と圧縮荷重を同時解決
できる最適
な材料・形状の解を導き出します。ベストな
シールが、人と
コンピュータの協業で生み出されます。
流動解析 Flow Analysis
「水を制するものは国を制す。」
これは戦国時代の勇、武田信玄の言葉です。ここで水は
流れを意
味しています。私たちは、2つのコア技術「押
出」・「成形」の
双方において、ゴムや樹脂の材料の流
れを常に把握しコントロー
ルしています。事前の流動解
析をしっかりすることで、再設計や
再トライなどの手戻
りのない最短最適なモノづくりが実現できて
います。
熱解析 Thermal Analysis
ゴムも樹脂も、その加工において「熱」は必要不可欠で
す。
その熱はエネルギー源を介して製品コストに直結す
るため、古
くから省エネの必要性が叫ばれてきました。
カーボンニュート
ラルの時代となればなおさらで、私た
ちは、金型/加熱炉/一部設
備部品の過熱防止など、多く
の場面で熱解析技術を活用して、適
切なエネルギー管理
の下でモノづくりを行っています。
AI設計 AI Design
当社は、ウェザーストリップの断面形状設計へのAI導入
にチャレ
ンジしています。これは、CAE最適化技術とA
I深層学習を融合さ
せ、蓄積した学習ノウハウを基にシー
ルに最適な形状設計を最
速で行うものです。これにより、設計開発期間の大幅短
縮をはか
っています。