自動車関連製品
Automotive Related Products
様々なシーンで活躍する、
西川ゴムのシール部品。
セダンやSUV、そして高い設計力が要求されるオープンカーまで様々なボディタイプのウェザーストリップに開発段階から参画し、日本の全自動車メーカーに納入実績を持つほか、その技術対応力は海外でも高い評価を頂いています。
普段はあまり目立つことのない製品ではありますが、ドライブ中の様々なシーンを支えています。
Weather Strip ウェザーストリップ
ウェザーストリップとは自動車のドア周りに取り付けられるシール材であり、ゴムや樹脂などでできています。
”ウェザー(Weather :天候)”と名前につくとおり、雨水や風、ほこりが車内に入るのを防ぐ事が本来の役目ですが、外からの騒音、走行時の振動、ドア閉め時の音などを低減させる役割も合わせ持っています。
この部品は正常に機能することが当たり前とされ、普段は目立たないものの、もしトラブルが起これば水漏れなどの発生のみならず、安心・快適ドライブの穏やかな情緒さえも損なってしまいます。
[SCENE1] ドアを開ける
Door Outer seal ドアアウターシール
ドア側に組み付くシール部品。中空部とリップ部でドアとボディ間をしっかり封止して、雨・風・音が内部に入るのを防ぎます。
また防いだ雨水を下側に流す役割も合わせ持っています。
Door Inner seal ドアインナーシール
ボディ側のドア周りに組み付く部品。ドアアウターシールに対して2次シール的に機能します。
車室内で天井材等の端部カバーの役割も持つのでインテリア性も必要とされます。
Backdoor seal バックドアシール
トランク開口部のボディ側に組み付く部品。
ドアインナーシールと類似していますが、設置個所が搭乗空間ではないことから、意匠性よりも止水やボディ端部保護が主な役割となります。
Door hole seal ドアホールシール
外からは見えませんが、ドアの内部に装着してある発泡ゴムをシート化した製品です。特殊な材料や形状により遮音性・吸音性の機能をもたせることで、走行中の騒音を防ぎ、車内の静粛性を向上させます。
[SCENE2] 窓を開ける
Glassrunchannel グラスランチャンネル
ドアガラス周りに装着され、ドアガラスが上下する際にレールのような役目をします。ガラスを何万回もスムーズに摺動させる必要がある一方で、ガタつきが無いよう固定性を持たせる必要もあるため、設計力の高さと耐久性が必要となる製品です。
Waist seal ウエストシール
ドアガラスが出入りする箇所に装着され、上下動するガラスをシールし、雨・音・ホコリの浸入を防ぎます。またドアトリム端部を隠したり、グラスランチャンネルとの一体型の製品もあり、見映え向上の目的も持ちます。
[SCENE3] 車のケアをする
Hood seal フードシール
ボンネット内に侵入する塵や異物の侵入を防ぎ、エンジン等の機能向上を目的とした製品です。
Charging port seal 充電口シール
EV車の充電口周りに配置して、外部から水やほこりが入って充電機能を損なわないように封止する製品です。
[SCENE4]
屋根を開ける
(オープンカー)
Convertible Header コンバーチブルヘッダー
ルーフが開閉するオープンカーでは、各部品が複雑に組み合わさるため、装着されるウェザーストリップは特殊で、高い設計力と水密性能や高品質なデザイン性が要求されます。
Convertible Roofside
コンバーチブル
ルーフサイド
オープンカーのトップ(幌の部分)に装着されるウェザーストリップです。
継ぎ目からの水が進入しやすいため、高い形状精度が要求されます。
Door Outer seal
ドアアウターシール
(オープンカー用)
オープンカーのドアに組み付くシール部品。
通常のドア周りシールの形態と異なり、ドアとボディ間でのダブルシールを本部品で一元的に構成しています。